ひよこてんぷらです。今日からまたパーダーボルン滞在記です。
4日分を書きました。
~ 2023年2月19日(日) ~
おはようございます。やっとハノーファーからパーダーボルンまで無事に帰ってこれてゆっくりできます。
とはいってもそこまでゆっくりもできません。ハノーファー滞在中は一度も洗濯できなかったので、これからたくさん洗濯をしなければなりません。後は事務作業。書類の作成をすることと、そしてメールを書くことですね。
まずは朝起きてすぐ洗濯。最優先は下着類。服はまあパーダーボルンに置いてきた分がありますからとりあえずそれを着てやり過ごすとして、下着は全部洗濯。
洗濯中は朝ご飯のポテトサラダ。昨日買ったやつです。朝としてはけっこうボリュームがあり、かなり満足しました。少し起きた時間が遅かったこともあり、お昼はずらして食べることにしよう。そして書類作成。メールのやりとりも済ませます。昨日送信していなかった研究者へのお礼メールも送信。とりあえず2名分。他にもメールを書きたい方が5名います。なので今まで送信した分を合わせて10名分の英文メールを書きます。なかなか大変。
洗濯が終わると次は乾燥。ここでちょっと面白いことが。洗濯物を乾燥機に放り込んでいる時に、見知らぬお姉さんから声をかけられました。単なる挨拶ではなく自分に何かを尋ねている様子。しかしドイツ語でペラペラ話しかけられても分からない。"Sorry?"と少し困惑していると、相手から"English?"と聞かれます。「EnglishじゃなくてJapaneseでお願いしたいなあ」と心の中で思いつつも、こくりと頷くと、今度は英語で説明してくれます。話を聞いて、なるほどと事情を察知。どうもこのお姉さんは家族でこのゲストハウスに今日チェックインしたらしいですが、ドアの開け方が分からないとのこと。これは自分が到着時に経験したことと同じだなぁと思いつつ、何とか説明。まあ咄嗟にうまく英語で説明できなかったのでほとんどジェスチャーで。うまく開くとおおと感心しながら"Thank you!"と言ってもらえました。よかったよかった。
思うことはいろいろありました。まずはやっぱりこのゲストハウスのシステムって全体的に不親切だよな……ということ。相手は初めにドイツ語で話しかけていたはずなので、ドイツ人だと思われます。仮にそうでなかったとしても、ドイツ語が堪能なのである程度ドイツに何らかの意味で精通しているはずです。それにも関わらずドアの開け方が分からなかったということは、やっぱりこのゲストハウスサイドに問題があるよね?
そして同時に助け合いの心を学びました。自分が初めに他人から聞いたドアの開け方を、今度は他人に伝授する。自分がドイツに来て赤の他人から助けられたことはいろいろあります。まず空港についてからタクシーの運転手、バスの運転手と乗客、そしてゲストハウスの利用者。後はハノーファーでのホテルの管理人と、パーダーボルンに戻る際の電車で会った彼。一方で自分は研究集会中にお金を建て替えて、それから今ドアの開け方を教えました。ドイツ人の親切な心が垣間見えます。レストランでの夕食時の店員さんもみんないい人でしたし、親切にされると他人にも親切にしたくなりますね。
後は単純にお姉さんがかっこよかったということですね。自分がドイツ語を理解できずにオロオロしてたらすぐに英語に切り替えて説明してくれるの、めっちゃかっこよくないですか?これまでに何度かドイツ語で話しかけられたことはありましたが、大体こちらが英語で返答してもドイツ語のまま話しかけられてしまうケースが多かったんですよね。なのでパッと英語にして伝えてくれたのが本当に助かりましたし、相手に合わせて言語を変えられるのがかっこいいなぁと思いました。
また不思議に思ったことが2つあります。まず1つはなぜ自分にドイツ語で話しかけてきたか。明らかにドイツ人の身なりではなかったですからね。思うに、先に自分が家族に話しかけていたからかもしれません。実は、お姉さんの弟と思われる人に自分が先に"Hallo"と挨拶していたんですよね。
ドイツに来てから初めの内はなかなか抵抗がありましたが、ゲストハウス内の利用者はけっこうお互いに"Hallo"と挨拶することが多いです。以前スーパーのレジでもそうだと言いましたが、ハノーファーでのホテル管理人もレストランの店員もそうでした。そしてバスの運転手もそうです。さすがに外で道行く人に"Hallo"と挨拶することはないですが、ゲストハウス内の利用者同士では"Hallo"と挨拶します。こちらに来てから自分から挨拶できる勇気はなかなかありませんでしたが、少しずつそんな文化を理解できるようになり、今では自分から少しだけ挨拶できるようになりました。そんなわけで、昨日も自分がゲストハウスに入ってから会った利用者には"Hallo"と挨拶しています。
ですので、実は洗濯機に向かう際に弟と思われる方に自分が先に挨拶していました。なのでもしかしたら自分がドイツ文化に染まっており、ドイツ在住の日本人だと思われたのかもしれませんね。あるいは単純に、自分が洗濯機を利用していたから数年単位の長期滞在者(=ある程度はドイツ語が分かる)だと判断されたのかもしれません。
そしてもう1つ不思議に思ったことは、なぜかお姉さんの困っていることが分かったことです。先ほど英語で説明してくれたとは書きましたが、それでもドイツ語と英語が両方使える方ですから、めっちゃ流暢でそれなりのスピードがありました。なのでぶっちゃけ言っていることはほとんど分からなかったんですよね。それなのに、なぜか相手が何を伝えたいかが英語に変わった後すぐに理解できました。ドイツ語の時は本当に何を伝えたいか分かりませんでした。自分が洗濯機の前にいたので、「この洗濯機は自由に使っていいの?」とか「次は私も洗濯機使いたいけどいいかな?」とかそんなことを聞いているのかなあと勝手に想像していましたが、英語になると「ああ、なるほどドアが開けられないのか」と直感的に分かりました。しかし今でもどうしてあんなに流暢な英語の意味が理解できたか分かりません。無意識のうちに何か英単語を聞き取っていたのかもしれませんね。自分でもすごく不思議でした。
さて、長くなりましたが洗濯物を乾燥機に入れて戻ります。この間に他の参加者にもメールを書こう。実はこのメールを書く作業で今日は終わってしまいました。前にも書きましたが、翻訳機を使ったり単語を調べて例文とかを見て文法に間違いがないかチェックしながらメールを書いていると、本当にすごく時間がかかってしまうんですよね。もし自分が英語に精通していたらもっとスムーズに書けたのでしょうが、自分の能力不足を実感します。まあでも個々にメールを送って、個人個人との研究集会中でのエピソードも少し交えてメールを送ったので、きっと相手は良い印象を持ってくれるはずです。そう信じましょう。メールを書くのはなかなか体力を使ったので、合間にはぼーっと休憩をしたりブログを書いたりしていました。
それから途中でお昼ご飯もですね。お昼を食べたのはけっこう遅くて、おやつくらいの時間だったと思います。まあとりあえず以前買っていたスーパーブランドのカップ麺。初めに食べたときは「これはボリューム不足かも」と書いたやつです。朝が少し遅かったうえにポテトサラダをがっつり食べたので、たぶん昼はこれくらいでいいだろうと選択。しかし食べてみると意外にもボリュームが。おそらく今回食べた味がアレだったからです。"KÄSE-SAHNE-SAUCE"を覚えていますか?チーズクリームソースですね。前回はスープに近い感じでしたが、今回はチーズクリームなのでトロトロしています。なのでこれはパンに合うし、パンと一緒に食べると満足感があります。
それからちょっと忘れていたことがあって、この手のカップ麺は基本的にお湯を入れてからしっかり混ぜて、それから5分待つというタイプです。しかしハノーファーでの1週間を経て混ぜるステップを忘れてしまい、お湯を入れて何もせず5分間放置してしまいました。開けて食べようとした時にフォークが重くて「あ!混ぜ忘れた!」と気付きます。でもまあ混ぜ忘れてもそこまで問題はなく食べられました。ただ麺のうち一部はパリパリのままだったので、皆さんは忘れずにしっかりかき混ぜましょう。
その後も休憩を挟みつつメールをたくさん書いて、撮った写真の選定作業。バンバン送信しまくります。お昼が遅かったので夕食もけっこう遅かったです。夕食は昨日買って余ったトルティーヤとハムサラダ。おいしいです。乾燥機から洗濯物を取り出して、またぼーっと休憩をしながら寝ました。今日は本当にメールを書く作業で一日が終わってしまいましたね。明日は月曜日なので大学に行きましょう。それではおやすみなさい。
~ 2023年2月20日(月) ~
おはようございます。さて今日も起きたら洗濯です!もちろん昨日のうちにハノーファーで着たものを全て洗濯するのは無理ですから、今日は洋服たちの一部を洗濯。同じく洗濯中に朝ご飯と事務作業。そしてブログも書きます。
朝ご飯は食パン。もうジャムはありませんが、実はハノーファーのホテルの朝食バイキングにあったものを一部持ち帰ってきています。バターやはちみつ、そしてジャムです。ここではバターとはちみつで食パンをおいしくいただきました。バター丸ごと1つはなかなか贅沢です。おいしいなあ。はちみつはかなーり甘い。うまい。それからハノーファーでの研究集会中にもらったLeibniz-Keksも開けちゃいます。
食べてみましたが、これは普通にうまいやつ。普通のプレーンのビスケットに、表面がしっかりとチョコでコーティングされています。チョコは厚めで量も多く、めっちゃいいですね。
そして事務作業やブログの作業中に洗濯が終了し、乾燥機に突っ込んだら大学へ。自分だけパーダーボルンに1人で帰ってきてから初の大学です。誰かいるかなぁと思いましたが、現地の研究者の方と修士学生に会いました。研究者の方へお願いしてプリンターを使わせてもらい、印刷やスキャン。事務作業で必要なステップです。なおこの際に電車がストップしたということを伝えると、「もし万が一買ったチケットの電車がストップしたら、そのチケットのまま後の電車に乗れるよ」と教えてもらいました。やはりそういうアクシデントの場合は対応してくれるみたいですね。まあいずれにせよ自分の買ったチケットまでは波及せずに済みましたので、よかったです。
そして大学のゲストオフィスで作業を続けていると、今度は修士学生の方から「一緒に学食どう?」とお誘いを受けました。面白いことに、自分が「そろそろお昼を食べるか」と持って来たフォークを洗いにお手洗いに行く時に彼とバッタリ。ゲストオフィスと彼のオフィスはすぐ近くなのですが、お互いに大学にいることに気付いていませんでした。ここで会わねばフォークを洗った後にカップ麺を食べるつもりだったので、いいタイミングでしたね。そして何気にパーダーボルンでのMensaは初めての利用です。もちろん快諾して一緒に行きます。なお、その際にパーダーボルンのMensa専用のプリペイドカードを用意してもらいました。
このプリペイドカードは電車のSuicaと同じような単純なシステムで、事前にチャージした後に学食の会計で使えます。さっと置くだけで会計が済むので、非常に便利です。しかし発行手続きをする必要があるので、修士学生の方が手続きをしてくれました。まあ手続きといっても窓口でお金を渡すだけです。このお金というのはデポジットです。Suicaも発行時に500円が必要で、返す際に500円が返ってくるというシステムだったと思います。このプリペイドカードも発行時に5ユーロ(=700円)を支払ってから作成可能で、返却時には返ってきます。20ユーロを渡しておつりの15ユーロ分をチャージしたものをもらいました。
そしてMensaの昼食。
これは以前にも書いた"Schnitzel"ですが、豚肉ではなく鶏肉です。これは本当にフライドチキンの感じですね。日本でも容易に想像できる味です。うまい。またソースはあんかけっぽいですが、けっこうしょっぱめ。レシートをもらい忘れましたが、残額から確認するとパンと合わせて4.7ユーロ(=658円)です。
なお以前自分で"Schnitzel"について調べたことを書きましたが、やはり聞いてみると彼からも同じ返答をもらいました。つまりもともとは牛肉だけど、一番豚肉が一般的とのこと。なるほどです。
そしてこのプリペイドカードですが、もちろん単なるカードなので直接残高を確認することはできません。しかし面白いのが、Mensaのあらゆるところに残高を確認できる場所があるんですね。普通にSuicaとかをタッチするような機械がMensaのいろいろなところに設置されており、そこに自分のカードをかざすとすぐに残高を確認できます。実際、自分もレシートをもらい忘れたのでこれで残高を確認しました。
そして戻る途中で少しお話をしながら、彼とは別れて再び作業に戻ります。事務作業をしたりブログを書いたりしていました。途中でメールの返事が来てその返信とかもしていました。ある程度経ってから、今度はスーパーに向かいます。
今度はこんな感じのものを買ってみました。
ハムサラダとバゲットはよいでしょう。お菓子は以前のスーパーブランドのコーラに再挑戦。ひっついていたのが時間を置いたせいなのかどうか検証します。そして同時に見つけた新しいスーパーブランドのグミも買います。これも明らかにハリボーを意識したテイストですね。
飲み物ですが、新しいのを2つ。これは以前の"Volvic"や"Carolinen"ではないやつです。なお価格ですが、左のマルチビタミンが1.79ユーロ(=250.6円)で、右のパッションフルーツが1.39ユーロ(=194.6円)です。こう見ると左のが高いように見えますが、左のは通常の価格に対して右のは値下げされています。もともとはなんと2.29ユーロ(=320.6円)。いずれも量は1Lなので、500mL換算だと、左のが125.3円、そして右のは160.3円のを97.3円で購入したということになります。左のは自販機とかと比べるとまあ安い方だと思いますが、右のは元値だとけっこう高い。それがこんな安く手に入るわけですから、これはチャレンジしない手はないですね。
そして最後はミニチョコパン(1.69ユーロ=236.6円)。これはスーパーブランドのやつで、小さいのが8個入り。1つ当たり30円くらいですね。小腹が空いた時に食べられそうです。
大学のゲストオフィスに戻ってからさらにブログをガリガリ書きます。今日は昼に食べようとしていたカップ麺を食べなかったので、これを夕食にスライド。このまま大学内で食べちゃいましょう。食べるのはアラビアータ。これはほんとにおいしくてハマりましたね。めっちゃうまい。そして食べ終わってから帰ります。確か20:00くらいだったでしょうか。
帰った後は乾燥機チェック。ちゃんと乾いていますね。と思ったらほんのわずかに湿っていました。まあこのまま着ても問題ないくらいには乾いているのですが、やはり少し洗濯物が多すぎましたかね。下着類は全部洗濯しても大した量ではないですが、暖かい服装類はかなり大きくて重いです。それに加えて他の洋服やバスタオルなどもボンボン入れていたので、少し多かったかな。まあでもほとんど乾いているのでハンガーに吊るしておけばよいでしょう。
その後はまた作業に戻りましたが、夜中に少しお腹が空いてしまいました。まだバゲットはありますが、どうしようかなあと思い、もらったお菓子を開けることにしました。以前ハノーファーの研究集会中に食べておいしいと書いたやつです。味が2種類あるので、まずはプレーンな方から。少しだけ食べるつもりが、おいしかったので1袋全部食べてしまいました。いやほんとにおいしいな。"lecker!"です。まあもう1つ別の味もありますから、これはまた後でチャレンジしましょう。
それから買った飲み物を飲んでみましょう。高かったパッションフルーツです。めっちゃうまい。というか濃い。グビグビ飲むのがもったいないようなしっかりした味わいです。うまいなあ。これは安いうちにまた今度別の味を買いましょう。良い。
なお、少しずつ現金が減ってきました。またどこかで1度おろそうかと思いますが、できるだけピッタリの額をおろしたいですね。いくらにしようかな……そんなことを考えながら、ほどなくして就寝です。おやすみなさい。
~ 2023年2月21日(火) ~
おはようございます。少しずついつもの日常が戻ってきた気がします。
朝はゆっくり起きてまず洗濯。そして朝ご飯。今日もハノーファーのホテルから持って来たはちみつとジャムを消費して食パンを食べます。やっぱり甘いなあ。少し物足りないのでLeibniz-Keksもつまみます。それから昨日買ったミニチョコパン。これ普通においしいな。手軽に小腹を満たせるので、あると重宝するかも。
洗濯中は再び事務作業。ブログも書いたりします。なお洗濯用洗剤ですが、けっこう減ってきました。
残りの滞在期間は3週間弱。何とかしてこの洗剤だけで耐えきれないか?今後は少し洗剤量を減らすなどして工夫していきましょう。最悪帰国が近づいたら服は洗わずに下着だけ洗うという作戦も視野に入れます。
そして洗濯が終了したら乾燥機に入れて大学へ。この日は曇りで地面が濡れています。雨が降っていたっぽいですね。大学に来てからはガリガリと事務作業、書類作成。以前もちょろっと書きましたが、少し不便なのがプリンターを自由に使えないことです。印刷やスキャンをするには現地の研究者の方にお願いしないとダメです。でないと印刷室の鍵が使えません。なので高頻度で印刷やスキャンをするのは少し難しい。今は大学の講義期間ではないですから、毎日現地の方がいるとは限りません。
さて、作業に集中していたらもうお昼の時間です。実は食パンは今日の朝食で消費しきってしまったので、もう食べられる物がありません。ゲストハウスの共同冷蔵庫にはバゲットサンドとハムサラダが眠っていますが、今は大学にいます。ということでスーパーに行って昼食を買いましょう。買ったのはこちらです。
昨日好評だった高価な飲み物は、今日も値下げされていました。ということで今のうちに買っちゃいましょう。梨味でしょうか。それから無くなった食パンは別の種類を購入。価格は1.69ユーロ(=236.6円)。ここで、これまでに買ってきた食パンと価格を比較してみましょう。
Butter Toast: 500g 1.19ユーロ=166.6円
Körner Balance: 375g 1.59ユーロ=222.6円
Butter Toast(スーパーブランド): 500g 1.19ユーロ=166.6円
Vollkorn Toast(スーパーブランド): 500g 1.19ユーロ=166.6円
Körner Balance(2回目): 375g 1.69ユーロ=236.6円
Super Sandwich(今回の): 375g 1.69ユーロ=236.6円
なおスーパーブランド以外のブランドはHarryというやつです。初めて買ったButter Toastはかなり安く手に入っていますが、おそらくこれは値引きされていた可能性が高そうです。Körner Balanceも2回買っていますが、1回目と価格が違うので、これも1回目は少し値引きされていたのでしょう。しかしそう考えるとスーパーブランドはやっぱり安い。でもパンの消費ペースも考慮すると375gくらいが安定なんですよね……小さいのでいいのに大きいやつの方が安いという面白い現象が起きています。
そして新しいパスタサラダ(1.66ユーロ=232.4円)。これもサラダコーナーに以前から置いてありましたが、今日なんとなく買ってみました。たぶんこれも"SALAT"と書いてあるけどサラダじゃないパターンのやつです。
そして昼食のために買ったパン。写真の奥にあるのは以前のピザパンにサラミをトッピングしたやつ。なので以前の価格に0.1ユーロを加えた0.99ユーロ(=138.6円)です。そして左のがベーコンチーズクロワッサン(0.85ユーロ=119円)。上のはなんかよく分からないやつ(0.75ユーロ=105円)。チャレンジ枠です。
ちなみに以前スーパーの建物のファストフード系レストランもチャレンジしてみようかなと書いたわけですが、やめました。一応建物に入っている店をいろいろ見てみましたが、外から価格を確認できるものは軒並み高い。マックがバカ高かったように、全体的にお店は高そうです。
これまであまり物価の高さを実感してはいなかったのですが、確かによくよく考えてみるとけっこう高いかも。例えばカップ麺は値下げされていないものだと250円くらいでしたしね。それから飲み物も500mL単位で換算して、120円くらいなら自販機よりは安いとか書いてましたけど、実際日本なら紙パックの1Lでそのくらいの価格で買えるものもありますからね。でもスーパーブランドのチョコチップクッキーだけは割安だったな。勉強になります。
大学に戻ったら早速食べてみます。まずはサラミのピザパン。めっちゃおいしい。サラミはけっこう惜しみなくトッピングされているので、通常のピザパンよりも満足感が高い。うまい。それからベーコンチーズクロワッサン。もともとクロワッサンがバターたっぷりの悪魔的なおいしさなのに、それにベーコンチーズです。なかなかすごいですよ。もちろんおいしい。なのでお昼過ぎてお腹が空いていたはずなのに、これ2つで満足してしまいました。残りのよく分からないやつは後で食べましょう。
そうそう、言い忘れてましたが、以前のチーズクリームソースを調べる際に"Käse"がチーズを意味することを勉強しました。これはとても重要な情報です。というのは、スーパーの多くの商品は外からの情報を参考にすることができます。なので最悪何も読めなくてもなんとなく味をイメージしながら買えますが、パンは難しいです。中に何か入っているのか?入っていたらそれは甘いクリームなのか?チーズなのか?はたまたソーセージなのか?これを判断するにはドイツ語を読むしかないわけです。そこでこの"Käse"を理解していると大活躍。パンにはかなり"Käse"表記が多いので、これでチーズが入っていることを容易に確認できます。ちなみに以前チョコやカスタード入りの物も食べましたが、これは簡単。"Schokolade"や"Vanille(=バニラ)"などと書いてあるからです。ちなみにクロワッサンにベーコンが入っているのは外から見えたわけですが、レシートを確認すると、"Schnik-Käse-Croiss"とあります。"Schinken"がドイツ語でハムを意味するようです。これも重要なので覚えておきましょう。
さて、再び作業に戻ります。その際にもう一度ハリボー風のグミにチャレンジ。以前は買ったまま放置していたのでくっついていましたが、今度はどうだろう。試してみると、やっぱりちょっとやわらかい。なのでこのやわらかさや、くっついてしまう原因はもともとのグミ側にあるようでした。そう考えると普通のハリボーのコーラ味は弾力がしっかりしていてやっぱりちゃんとしていますね。別に味自体はスーパーブランドのもおいしいですが、弾力は純ハリボーの勝ちですね。
その後は昨日買ったもうひとつの飲み物、マルチビタミンを試します。なおこの「マルチビタミン」という名称は、ドイツでは比較的よく知られたもののようです。実際、このマルチビタミン味を買ってみようと思ったのはハノーファーの研究集会で聞いたからでした。「マルチビタミン」そのものは特殊なブランドの名称とかそういうのではなく、普通に味の1種類として一般的ということです。なのでりんご味とかオレンジ味とかと並列してマルチビタミン味があるということですね。日本でいうとミックスジュース的な感じでしょうか。
それで味ですが、普通においしいです。こちらは昨日買った2つのうちでは元値において安い方なわけですが、それでもしっかり濃厚でおいしい。これまで買っていたVolvicは1Lのと1.5Lの2つで、1Lの方がよりジュースの味わいがあると書きましたが、それよりももっと濃いジュースです。どちらが好みかは人によるかもしれませんが、自分はこれ好きだなあ。
さて作業が一区切りついて、少し研究もやりましょう。以前引っかかっていた計算がうまくいきました。良かった。そして残ったよく分からないパンも夕方に食べます。食べた後も結局何かよく分かりませんでしたが、まず中に何か入っており、ジャリっとします。砂糖の類でしょう。それからシナモンっぽい感じ。アップルパイのような味が近い表現ですがアップルパイではない。まあでも別に普通にいけます。これもレシートでチェック。"Franzbrötchen"だそうです。もちろん買う際にもパンの名称を確認しているのでこれの意味は分かりません。調べると、そういう名称の固有のパンがあるようです。
まあそんな感じでパンは全部食べて、またガリガリ計算。夜になったら引き上げてゲストハウスに帰ります。乾燥は終了したので洗濯物を引き上げて、またまた計算。夕食は共同冷蔵庫に保管していたバゲットサンドとハムサラダ。量が多いです。でもうまい。しかし量が多いとはいいつつも、さらに就寝前にはミニチョコパンも食べちゃいます。まあ研究でエネルギーをたくさん使っているはず(?)なので、問題ないでしょう。そしたらシャワーを浴びて就寝です。おやすみなさい。
~ 2023年2月22日(水) ~
おはようございます。今日もちょっとゆっくり起床。帰ってきてからの衣食住の環境もそこそこ整ってきましたし、のんびりやりましょう。
また洗濯をします。今度は研究集会中に着たワイシャツたち。これは研究集会中にのみ着る目的で持って来たので、洗濯の優先度は低いものです。まあでも帰国までにまったく洗わないのも嫌ですし、一度ここで洗濯してからまたスーツケースにしまいましょう。
洗濯中に朝ご飯。今日は何を食べようかなあと思いましたが、ここで日本から持って来たカップ麵を消費しましょう。4つ持ってきて2つはすぐ消費しましたが、まだあと2つ残っていました。今回はうどんを食べます。しかし食べていて思ったことですが、味が優しい……
まあうどんだったからというのもあるかもしれませんが、やっぱり味が優しいというのを強く実感します。こちらのカップ麵も一応パスタは入っていますから、本来ならその麺が主食ポジションのはずです。でもここのカップ麵はどれもしっかり味がついているので、麺が入っていてもプレーンな食パンと合わせるのがちょうどよいくらい。日本のカップラーメンもまあしょっぱいとは思いますが、カップラーメンをおかずにご飯を食べることはあまりないですよね。残り汁にご飯をいれるとかはあるかもしれませんが、メインの麵そのものは普通に食べると思います。けれどもここではその段階ですらパンが必要です。
そしてうどんを食べながらいいことを思いついてしまいました!このカップは捨てずに洗って使いまわしましょう!というのは、実は日本からお湯入れの味噌汁を持ってきていたんですよね。これを飲もうと思っても、肝心のカップがなかったわけです。もちろんスプーンやフォークと同様に買ってもよかったですが、少しカップは大きいです。なので買ったのを帰国時に持ち帰るのをイメージすると、やや難しいかな?また紙のカップだとわざわざ買うのももったいないしなあといろいろ悩んでいましたが、カップ麺のゴミを再利用すればよし!しかも優しい味のうどんなので、味噌汁を入れてもそこまで違和感はないはずです。こちらで買った味の濃いカップ麵は、水洗いしても味噌汁とは干渉しそうな勢いがありましたからね。
さて、その後は洗濯終了までブログをガリガリ書きます。洗濯が終了すると乾燥機に入れるわけですが、研究集会用のワイシャツはもうすぐに乾きそうです。さすが薄い生地なので優秀ですね。なのでこれらは自室のハンガーにでもかけておけば大丈夫でしょう。残りのものだけ乾燥機に入れます。数もだいぶ減ったのですぐに乾燥すると思います。
そして大学へ。今日は印刷室は使えるだろうか?とりあえずブログを書き進めつつ、他のオフィスを訪問。すると今日はいたようで、無事に印刷室が使えました。助かる。そしてその後は昼食。せっかくプリペイドカードをもらったので、今日もお昼はMensaを使おうかな。今度は1人でチャレンジです。頼んだのはこちら。
今回もレシートはもらえませんでしたが、残高から計算すると全部で6ユーロ(=840円)です。ちなみにですが、ポテトを取った後、レジ近くにケチャップが置いてあったので取ったら、たぶん会計時にケチャップも加算されていました。有料なら取らなかったと思う……まあいいか。それと、会計時にレジの方からドイツ語で何か言われます。当然わからないのですが、列の後ろの学生が英語で翻訳してくれました。しかし英語でも早口でよく分からない。とにかく自分が学生なのかゲストなのかを聞いていたことは分かりました。でも何でそれを聞いたかまでは分からず。初めは「何か問題があって会計が失敗したのか?」と焦りましたよ。もう。
なお今回もたぶん前回と同じ鶏肉のSchnitzelだと思います。ただソースは前回と違いますね。食べてみると、うーん?なんかヨーグルトっぽいような……まあこの酸味はチーズから来ている可能性もあるので、チーズクリームでしょうか。別に嫌いな味ではないですが、たぶん単体で食べる方がいい気がするな……それと今回のSchnitzelは前回よりもサクサクしている気がします。うまい。もちろんですがポテトもうまい。なお今回はパンを買っていません。代わりに自分で買った食パンを持ってきているからです。なので食パンと一緒に食べると満足感がすごいです。
ちなみに食事中に現地の修士学生の方もやってきました。オフィスにはいなかったのですが、どうやら自分が食事している間に大学へ来てからそのままMensaに来た様子。少し話しながらゆっくりしていました。
さてその後も作業を続けます。一通りの作業が済んだら今度は研究です。少しずつ問題点が整理されてきました。そして途中で昨日買った高級な梨味のジュースを飲んでみます。パッションフルーツ味は好評でしたが、これは……かなりドロドロしている。あの時のグァバジュースと同じ感じです。洋梨ってけっこうトロトロしていると思いますが、あのトロトロさをジュースにした感じです。正直あまり口に合わないかも……ちなみにあのときのグァバジュースはどうしたかというと、未だにゲストハウスの共同冷蔵庫に眠っています。半分近くは飲みましたが、それ以降は放置……うーんどうしようかなぁ。
さて、18:00くらいになって夕食などの調達にスーパーへ。今回はこんなものを買いました。
おなじみトルティーヤ。夕食用です。そしてジュースは以前買ったマルチビタミン味と同じシリーズ。梨味でしくじったので、今度は安定のオレンジ味。そして下の3つは何かというと……バーガーソース(1.19ユーロ=166.6円)、ハム(0.99ユーロ=138.6円)、そしてカット野菜(0.89ユーロ=124.6円)。もう何をするかはお分かりですね?
なぜこんなものを買ったかというと、朝ご飯のパンのバリエーションを模索していたからです。これまではジャムやチョコ等の甘いものを中心にしていましたが、同じようにしょっぱいものが作れないかなと考えていました。安直には例えばピザソース的なのを食パンに塗るのはどうかと思っていましたが、それっぽいコーナーをうろうろしていたらバーガーソースを発見。面白そうだなと思い、これを買うことに決めました。初めはジャム代わりとしてのソース購入でしたが、まあせっかくならもう少し具材も買おうと方針を変更。
しかしここで問題になるのが「できるだけ調理せずに作りたい」という点です。カット野菜に関しては何も言うことはありません。しかし肉はどうか。まあカット野菜とバーガーソースだけという選択肢もありましたが、一応肉のコーナーも見てみるかとぐるぐる回っていたわけです。もちろん肉の大きな問題点は「調理済みか、あるいは過熱が必要か」という点ですね。調理せずに作りたいので調理済みのものを買いたいのは当然ですが、調理済みなのかどうかが判断できない。実は調理済みだったものを過熱するのはそこまで問題にはなりませんが、逆は非常に危険な行為です。そんなわけでこの肉選びにかなり時間をかけました。結局は確信は持てなかったのですが、写真のハムは商品内のイメージがそのまま使用しているっぽかったので、購入を決意。
そして大学のゲストオフィスに戻りますが、運のいいことに修士学生の方のオフィスの電気がついている!時間は19:00過ぎだったのでけっこうラッキー。そこで先ほどのハムは調理済みか尋ねると、大丈夫だと返事をもらえました。よし、これで安心して作れるぞ。
さてゲストハウスに帰宅。ハンガーにかけていたワイシャツは全て乾いていました。優秀。そして乾燥機の洗濯物も回収。その後は研究を再開。ガリガリと計算していきます。そしてほどなくして夕食です。今回は先ほど買ったトルティーヤと、以前買って冷やしていたパスタサラダです。
なおパスタサラダのボリュームはすごいです。側面からの写真を見てください。
めっちゃギッシリとパスタが詰まっています。案の定「サラダ」ではありませんでした。ちょっと切ったトマトが入っていただけ。味はバジルソース。ブロック状のチーズも入っています。やはりドイツでの「サラダ」という意識には少し懐疑的になってしまいますね。そしてこのギッシリ感。全部食べきれずに半分くらい残しました。また冷やして明日にでも食べようかな。
そしてまたまた計算へ。計算を続けると糖分が欲しくなるのでしょうか、パスタサラダは残したけど甘いものが食べたいと思いミニチョコパンを食べます。これは本当に優秀だな。こういうときにパクっと食べられる。そんなこんなでシャワーを浴びて就寝です。おやすみなさい。