ドイツへ修行に行ってきますPart5

ひよこてんぷらです。ドイツを堪能中です。

 

今回は3日分をお届けします。

 

~ 2023年2月7日(火) ~

 

今日も1日が始まります。少しずつ睡眠の質が良くなってきたような気がします。だんだん気持ちが慣れてきたという感じですかね。なお今日も晴れ。太陽がまぶしく、まさに朝が自分を迎えています。

 

昨日はハンドクリームを試しましたが、自分の手を見てみると、やっぱり乾燥しています。まあそりゃあ1回ですぐに良くなることはないでしょう。もっとじっくり時間をかける必要がありますね。調べてみると、ハンドクリームは1日に3~5回程度が目安だそうで、手に乾燥を感じた際に塗るらしいですね。また手を洗った後などもいいらしい。自分はむしろ手が乾燥しているなと思うと手を洗いたくなってしまいますが、これは逆効果だということですね。硬水も手にはダメージがありそうだし。

 

朝はやっぱり食パン+ジャム+チョコレート。食パンは新しいスーパーブランドのやつで、ジャムも新しいさくらんぼ味。どっちもいけます。それからちょっとお菓子のチップスもつまみます。

 

そして早速、乾燥を感じているので再びハンドクリームを塗ってみます。前回は少し多かったかもということで今回は少なめに。少なめだと割と塗ってからすぐに他の作業もできる感じです。

 

ということでブログを書きながらメールの返信をします。そして今日は少し早めに大学へ。自分がドイツに研究留学する理由はまあ現地の研究者と仲良くなって研究ネタを持ち帰ったり共同研究をしたりとありますが、他にもハノーファーで自身の研究発表を行うという目的があります。ということでパーダーボルンからハノーファーへの移動が必要なのですが、親切なことに現地の研究者が移動のための手続きをしてくれるとのことです。この連絡を以前受け取っていたので、早速大学へ向かいこの件について相談します。

 

なおもう講義期間ではないのですが、今日は異様に駐車が多い。この写真は以前の写真の建物Qの手前の駐車場の様子になります。

建物Q付近の駐車場の様子

大学構内の地図(再掲)

この後もVやSTのルートを歩きますが、そこの脇にも車が停まっています。すごいたくさん来るなあ。むしろアレか、講義がない方が大学のサークル活動とかに精を出せるから学生が多いのかな。ちなみに海外でも大学ではサークル活動とかってあるのだろうか。分かりませんね。

 

あとそれから大学までの移動ルートでの2つの写真、そして新たな大学構内の写真もお見せしましょう。

左:流石世界のNintendo 右:"Apotheke - Schöne Aussicht -"と書かれた建物
左:喫煙禁止の看板 右:Lの建物とその手前のボコボコした土

流石はNintendo。こんなところにも出没。そして2枚目ですが、この写真は何を意味しているかというと、まず建物に書いてあるのが"Apotheke - Schöne Aussicht -"という文字列。翻訳すると、"Apotheke"が薬局。"Schöne"が美しい。そして"Aussicht"が眺めという意味です。後ろにハイフンがついていることを見ると、これは建物の名前が"Schöne Aussicht"である薬局ということでしょうか。なぜこの写真を撮ったかということですが、自分が空港からバスでここまで来た際のバス停の名前が"Uni/Schöne Aussicht"だったからです。このバス停の名前の意味がよく分からなかったのですが、この建物を見て理解しました。まあ要するに日本でいえば「大学/病院前」というバス停だったということですね。

 

大学構内の写真ですが、まずは喫煙禁止の看板。これは翻訳することもなく意味が分かります。"Rauchfreie Zone"が「ここは禁煙」の意味で、"Vielen Dank für Ihre Rücksicht"が「ご協力ありがとうございます」くらいの意味なのでしょう。先頭の"Vielen Dank"は「ありがとうございます」という意味で、"Rücksicht"は「配慮」という意味。以前"Herzlichen Dank"という言葉を書きましたが、これはかなり丁寧な表現。"Vielen Dank"の"Vielen"はたくさんのという意味で、こちらの感謝の表現の方がもう少しよく使われるという感じでしょうかね。他にも"Danke Schöne"もあります。"Schöne"が美しいを意味するのは上に書いた通り。これは「どうもありがとう」くらいの意味でしょうか。

 

次の写真は大学構内から端っこの建物Lを見て撮った写真。ここ以外にもいくつかこんな感じの緑が生い茂った場所があるのですが、そこにはたくさんボコボコと掘り返された跡があるんですよね。もしかしたらこれはモグラとかなんでしょうか。既に以前の写真ですばしっこく道路を横切っていた生き物がいたということは書きました。それ以外にも見慣れない鳥とかがキャンパス内にいたりします。ここは自然豊かな場所で、もしかしたらたくさんの動物がこのキャンパス内にいるのかもしれませんね。

 

まあ写真の話はこれくらいにしまして、さて大学に到着。現地の研究者の方と相談です。なおご存じの通り自分は英語が苦手で、相手の話していることは2割くらいしか分かりません。しかし移動手段やその手続きに関する重要な情報ですから、自分の理解があいまいなまま会話を終えるわけにもいきません。ではどうすればよいのか?自分の考えはこうです。まず相手に聞き返すのはやめます。自分は全く理解できないからたくさん聞き返すことになるし、相手もたくさん聞き返されるのは嫌なはずです。それにどうせ聞き返してもまた英語が理解できなくなるだけなので無意味なループになってしまいます。

 

この問題に対して、代わりに自分が相手に説明することにします。英語が分からない理由はいろいろありますが、例えば単語は知っているのに聞き取れない場合、あるいは語彙が不足していてそもそも文章だったとしても理解できない場合があります。これらの問題は自分が発言することで解決します。自分の発言は自分の語彙の中で完結するし、聞き取れないという問題も関係ありません。そして自分が発言することの内容は、自分が聞き取った相手の内容を説明し直します。つまり内容の確認をするわけです。そうすれば、合っていればYESと返事が来るしそうでなければNOと返ってきます。このくらいは英語ができなくても分かるので、自分が説明し直して相手のYES/NOの返事を聞くというのを繰り返せば自分の中でもしっかりと理解できるようになります。

 

またどうしても言葉では伝えづらい場合、この場合は図を使うとよいです。例えばバスの乗り場についてですが、英語でどこそこにあるというのではなく、地図を表示してここだと指せば安心。しかも以前自分は大学の地図と風景をにらめっこしたおかげで、大学の地図を使った説明は完全に理解できます。同じくバスを乗った先の場所も、紙に書いて簡単なイメージをつかめれば一安心。というか初めて来た場所に関する説明は英語じゃなくて日本語だったとしても地図は使いますからね。

 

そして改めてハノーファーへの移動方法を確認します。まずは大学からパーダーボルン中央駅(Hauptbahnhof)までバスで移動。そして駅からハノーファー中央駅まで電車です。バス移動は既に空港から来た時のルートを逆に行くだけですが、電車の利用は初めて。乗車時間は2時間弱と少し長めです。電車での移動方法ですが、あらかじめチケットを購入する必要があります。チケットの購入は駅にある機械で現金で直接購入することもできますが、話を聞く感じではあらかじめオンラインでチケットを購入するのが一般的そう。以前にも出たDB Navigatorです。

 

この乗換案内アプリはチケット購入の機能も備わっており、自分のアカウント作成をしてからクレジットカード情報を登録することで、オンラインチケットを買うことができます。ただ少し面倒なのが、チケットの購入は日付のみならず時間まで指定されており、チケットを購入したらその時間の電車にしか乗れません。新幹線などなら日本でも指定席で似たような感じのものはありますが、通常の電車でもこのようなシステムを採用しているのが大きな特徴。とはいえチケットは当日でさえなければ無料でキャンセルができますので、あまり大きな負担にはなりません。

 

しかしいろいろとチケット購入の手続きしてくれたはいいのですが、うまく自分のカードで購入できないようで、断念しました。なお、この手続きは全て現地の研究者の方がやってくれました。アカウント作成はその時点でできていたので、この後自分でも購入を試みたところ、自分のパソコンでやると無事に買えました。きちんとした理由は分からないですが、おそらく日本のカードと日本のデバイスとの関係でしょうか。あるいは何らかのセキュリティでしょうか。まあとにかくチケットが買えてよかったです。

 

そしてこの手続きを終えた帰り際に、ゲストオフィスで使える紙がないか彼に尋ねました。現状ゲストオフィス内には紙がないので、講演の準備ができません。なお補足ですが、今回の講演は板書でやるようにお願いされています。普段の研究の計算はiPadで全て事足りますが、板書の準備は紙に書いてやりたいということです。そしてもちろん彼はいいよと返事をくれましたが、もらったのは印刷されたプリント。もちろんほとんどは余白なので紙としては十分に機能します。彼が言うにはこの印刷したプリントはもう使わないものだそう。なので彼自身、また教授もこれを使って計算などをしているそうです。さすがのエコ意識。自分なら余分なプリントは全部処分して新しい紙を使ってしまいますね。ということでこの紙をありがたくもらって講演準備をしましょう。

 

その後はまたスーパーへ向かいます。なお、スーパーの入っている建物はかなり広いショッピングモールで、スーパー以外にも飲食店があります。中にはいわゆるファストフードのような、買って食べてもいいしそのまま持ち帰るものいいタイプの店もあります。自分1人でレストランなどに行くのはハードルがかなり高いですが、ファストフード系の店なら頑張れば挑戦できそうな気もします。もし自分の気分が変わったらこういうお店も1回くらいは言ってみてもいいかもしれません。

 

今日のスーパーでの買い物はこんな感じです。

7回目の戦利品その1

7回目の戦利品その2

もうどれも知っているものですね。サラダ、チョコチップクッキー、チョコレート、ハリボー、飲み物です。後はパン2つ(0.89ユーロ+0.65ユーロ=124.6円+91円)ですね。これは最初にスーパーで購入したやつと同じタイプのパンです。チョコチップクッキーはまだこないだの別の種類のやつが残っていますが、やっぱり割引されているから安いうちに再び購入。チョコレートは今度は別の味にしました。ずっとほろ苦が安定だなと思っていたわけですが、3度目の購入で新しい味へのチャレンジを決意。ハリボーはまた別の味ですが、見た目はコーラサワーに近い感じのです。こっちの方が口に合うかなと購入。飲み物は小さいのに関しては以前のと同じ。たぶんあのスーパーではこのタイプは3種類あります。オレンジ&マンゴーとビタミンとベリー系。大きいのはまた紅茶テイストのやつで、今度は桃味でしょうか。パンの方は2種類で、これを今から食べます。

 

まずは写真の大きなやつ。これはまさに日本でいうピザパンですね。おいしい。もう1つは中にチョコレート。チョコレートデニッシュですね。やはりおいしい。なおこれと一緒にサラダも食べるつもりでしたが、そういえばフォークはゲストハウスに置きっぱなしだった。今日は晴れなのにまたサラダを放置することになってしまいます。ということでできるだけ日光が当たらないところへ避難。

 

その後は講演準備です。これまで研究をしてきましたが、来週はハノーファーで自分の研究発表もしなければなりません。そのための準備を頑張ります。やることは板書の準備、あと英語の発表原稿、そして冒頭の挨拶をドイツ語で頑張ることです。まあでも冒頭の挨拶は既に渡航前から大体準備していました。なのでメインの発表部分ですね(まあもしかしたら冒頭の挨拶の方がメインなのかもしれませんが)。この作業にじっくり時間をかけていたら、もう19:00です。ということで大学からゲストハウスに戻ります。

 

帰ったらすぐに夕食です。今回もカップ麺。それから小さいパンと、さっき買ったサラダ。カップ麺はボロネーゼ。これもおいしいですね。いやしかしやはりサラダがボリューム満点で、お腹いっぱいです。

 

その後はメールを書いてまた講演準備に戻ります。今日中に原稿などの準備は済ませて、明日以降はドイツ語や英語を覚えたり、実際に黒板に書くというアクティブな練習をしていきたいですね。準備中には小腹が空いてお菓子を食べます。ここで以前買った古いハリボープリングルスっぽいチップスは終了です。そして何とかギリギリですがシャワー前に準備は終了。シャワーをささっと浴びてきます。

 

ちなみにふと思ったことですが、今までいくら使ってきたか計算することにしましょう。スーパーでのレシートを見て計算してみます。

 

1回目 1月31日(火) 15.93ユーロ(=2,230.2円)

2回目 1月31日(火) 8.30ユーロ(=1,162円)

3回目 2月1日(水) 11.87ユーロ(=1,661.8円)

4回目 2月2日(木) 10.14ユーロ(=1,419.6円)

5回目 2月3日(金) 15.50ユーロ(=2,170円)

6回目 2月6日(月) 21.08ユーロ(=2,951.2円)

7回目 2月7日(火) 10.18ユーロ(=1,425.2円)

合計 93ユーロ(=13,020円)

 

なるほどこんなもんですか。つまり1回あたりでは13.29ユーロ(=1,860円)を使っていると。また1月31日から滞在を始めたとすると今日で8日目なので、その意味では1日あたり11.63ユーロ(=1,627.5円)を使っているということですね。なるほどよかった。これで一安心です。なぜ安心かというと、そんなに使いすぎてはいないからです。とりあえず1日5,000円くらいは使っても大丈夫なのですが、全然そのラインを超えていなくて安心しました。

 

なお就寝前ですが、おそらく隣の部屋だと思われる方のいびきがずっと聞こえていました。そんなにうるさいというわけでもないですが、さすが生活音がダイレクトに聞こえるゲストハウスです。というか逆に、寝てる人もよく他の人の生活音がありながらも熟睡できるよなあ。さすがに24:00か1:00くらいまでには静かになりますが、それより前だとやはり他の人の生活音が聞こえます。けど隣の人のいびきが聞こえ始めたのはずっと前です。

 

最後に少し研究についても考えていましたが、なかなかうまくいかない。以前の計算で少し勘違いしていた部分があったので、それを修正する必要があります。こういうのは研究しているとわりとよくあることです。もう時間も遅いので、就寝前に再びハンドクリームを塗ります。大学にいたときも1度塗りましたが、就寝前はこれ以上手を使うことがないので最も適したタイミングです。そして結局研究について考えながらベッドに入っていると、いつの間にか寝ていました。おやすみなさいでした。

 

~ 2023年2月8日(水) ~

 

おはようございます。今日も晴れ。初めこそドイツの天気は悪いなあと言ったわけですが、意外にも晴れもけっこう多いですね。なお晴れといっても気温は低く、最低気温マイナス4度。こないだの晴れも確か同じ感じでした。なぜか晴れの日の方が気温は低くなるような気がします。なので室内は日光でポカポカですが、外の風は目の覚める寒さ。

 

以前も書いたことですが、改めて書いておくと、おそらくドイツでの寒さ対策はそこまで気にする必要はありません。要するに外にいるときだけ対策すればよく、室内はむしろ適温なので過度な対策は不要ということです。自分はゲストハウスから大学またはスーパーまでそこまで時間はかからないため、あまり外での寒さ対策にこだわる必要はなく、晴れの室内なら半袖くらいでも良い感じなわけです。もちろん外における寒さ対策は必須ですが、暖かいコート類があれば大丈夫な気がします。

 

それから起きた時の自分の手を見ると、若干乾燥が防がれているような気もします。もちろんハンドクリームの効果がそこまですぐに反映されるわけでもないと思いますが、とりあえずよかった。

 

今日も朝ご飯を食べたらほどなくして大学へ向かいます。今日は講演練習。現地の研究者の方を訪ねて原稿の印刷をして、空き教室の貸し出しをお願いします。印刷機は上の階にあり、そこで原稿を印刷。空き教室はすぐ近くの教室を使います。今は講義期間ではないわけですから、特に誰も使っていなければ教室は自由に使えそうです。なお少し驚いたのは、ここでの黒板消しは日本のと違って、いわゆるモップみたいなのを使っています。要するに水につけて消す感じ。ここで日本との違いを実感することになるとは。

 

しかしすぐに板書の練習ともいかないので、まずは原稿を覚えるのが先です。ドイツ語の挨拶はもちろんですが、自分の場合は英語すらダメダメなので、英語での講演は全て丸暗記した文章を話すようにしています。文章さえ丸暗記すれば、後は元気よく発言すればなんか自信ある感じに講演ができるので、緊張しながら言葉を選んで講演するよりも印象が良いだろうと考えています。しかし実は水面下では必死に水かきをしています。講演の文章は全部丸暗記なので、まるで演劇の練習をしているみたいな感じですね。

 

そういうわけで講演の練習をしていると、もうお昼になってしまったのでまたスーパーへ向かいます。今回はこんな感じです。

8回目の戦利品その1

8回目の戦利品その2

以前と同じ味の飲み物とお湯入れカップ系。1つは気に入ったアラビアータでもう1つはじゃがいもっぽいやつの違う味。お菓子は割引されていたやつ(1.49ユーロ=208.6円)。これはたぶんしょっぱいスナック系ですね。そしてティッシュペーパー。これも以前のと同じスーパーブランド。ティッシュペーパー毎日は惜しげもなくいろいろな用途で使いまくっているので減りが早いです。なお改めて見るとこのティッシュは"SUPERSOFT"らしいですね。けど実際は"SUPERHARD"ですよ。まあでも一番安いものを買っているので特に不満点はありません。パンは3つ(1.19ユーロ+0.75ユーロ+0.99ユーロ=166.6円+105円+138.6円)。手前左の1つはソーセージパン。右の1つはカスタードクリームパイ。奥のがチョコ&カスタードクリームパイ。これはお昼用です。

 

早速パンを食べてみます。まずはソーセージパン。これは日本のと近い感じです。うまい。ソーセージも特段変わった風味ではなく、普通に日本のコンビニで売っていそうな感じ。カスタードクリームパイも食べます。これもうまい。チョコ&カスタードには到達せずにお昼は終了。また引き続き講演の準備を頑張ろう。なお16:00くらいにやっぱりお腹が減ってチョコ&カスタードも食べました。これもうまい。

 

ちなみに空き教室ですが、初めは使えていたのですが夕方くらいから全部埋まってしまいました。自分は講演練習をしてからいったん自分のゲストオフィスに戻って講演内容を再考していました。2回は練習できましたが、内容の再考中に誰か別の人が入ってしまったようです。しかし空き教室は4つくらいあるのに全部使われてるのかあ。講義期間でないのにこれだけ数学科棟の空き教室が埋まっているとは、勤勉な学生が多いんですね。まあでもいずれにせよ英文を覚えなければならないので、板書練習は後回しにして文章の方から重点的にやっていきましょうか。

 

そしてやはり19:00くらいにお腹が空いてゲストハウスに帰ります。今日の晩ご飯はお湯入れカップのじゃがいものやつにチャレンジしてみましょう。これもお湯を入れてかき混ぜてから5分放置するだけでよいです。完成したものはこちら。

お湯入れカップポテトの様子

写真からもイメージが伝わるかと思いますが、かなりねっとりしています。あまり適切な表現ではないかもしれませんが、小麦粉などを溶かし損ねた際の部分に似ている感じです。まあ粉だったものにお湯を入れるので感覚は理解できますかね。なお今の表現だとおいしくないように聞こえますが、食感のイメージなだけで、味はしっかりおいしいです。これに食パンを合わせて食べます。しかしじゃがいもに食パンってグラコロみたいな感じだなあ。

 

ちなみにこのカップには"KARTOFFELBREI"と書かれています。これはどこかで見たなあと思ったら、あのSALATと書かれているサラダではなかったやつ!!あれも"KARTOFFEL SALAT"と書かれていました。なのでこれはじゃがいもの意味ですね。ちなみに"Kartoffel"がじゃがいもで"Kartoffelbrei"がマッシュポテトらしいです。つまりあの怪しいやつはまさにポテトサラダだったと。いやしかしそれを認めたとしても、あのラベルには大きくSALATと書かれているので、日本語で言ったら「ポテト サ ラ ダ 」って書かれているようなもんですよね。やっぱり違和感があるなあ。まあいいでしょう。

 

その後はそのまま今日買ったお菓子もつまみます。あのしょっぱいスナック系。中身はこんな感じ。

しょっぱいスナックの中身

食べてみると、これはまさしくトマトサラダ味のプリッツそのものです。食感も味もそっくり。でもこっちのほうがよりしょっぱいです。たぶんお酒が好きな人ならおつまみとしてすごく機能しそうな感じです。しかし周りのしょっぱい粉が手に付着するので、気軽に手に伸ばせる感じではないですね。まあでもおいしいのでリピートありです。

 

そして文章の暗記作業ですが、途中で寝落ちしました。もうどういう時に寝落ちするかは分かっているかと思いますが、大体考え事をしていると寝落ちします。考え事はベッドに寝転びながらするので、そのまま意識を失ってしまうんですよね。暗記はとにかく頭の中で復唱する作業ですから、特に寝落ちしやすいです。でもしっかり覚えて講演したいので、これは避けては通れない道です。1回寝落ちしてからはすっきりするためにシャワーを浴びます。そして再び作業に戻りましょう。その後はほどなくして就寝。まだあんまり準備できないないけど、明日にも頑張ります。

 

~ 2023年2月9日(木) ~

 

おはようございます。今日も晴れ。意外と晴れ多いな!!

 

なお起きてから早速トラブル。スマホWi-Fiに繋がらない。しかし今までは繋がっていたのに急にどうしたのか。画面上にWi-Fiは表示されていて3本バッチリなのですが、読み込んでも異様に遅く、最終的には「接続できません」となってしまう。

 

これは自分のデバイスの問題では?と思うかもしれませんが、スマホ以外にもiPadとパソコンも同様の現象。なのでこれはWi-Fi側の問題です。まずはスマホのバックグラウンドのタスクを全消去してから再起動。でもダメ。次はWi-Fi設定を一度削除して再登録。でもダメ。うーん困ったな。

 

まあでも自分が外出用に持っているWi-Fiルーターがあるので、それに接続してみるとOKでした。なので一時的にはそれで問題を回避できます。また大学に行けば大学でもWi-Fiは使えますので、致命的な問題ではありません。でももちろんゲストハウスにいるときはそのWi-Fiを使いたい。しかしこれに時間を費やすわけにもいかないので、洗濯と朝ご飯を先にしますか。この手のトラブルは時間を置くと自然に解決している可能性もあります。

 

なおちなみにですが、Wi-Fiに繋がった際に自分のスマホに入れていたYahooの防災アプリの通知が来ました。これは日本の防災に関する通知でしたが、詳細を見てみるとこんな画面へ誘導されました。

Yahooサービスが使えない

ほほう。こんなんなるんですねえ。Yahoo全般のサービスが停止しているって感じでしょうか。

 

洗濯の後は乾燥まで続けてやりたいので、今日は少しゲストハウスで待機します。朝ご飯の食パン+ジャム+チョコレートですが、今回は新しいチョコレート。以前のはもう食べきりました。まず開けてみて感動したのは、どれも割れていないこと!3度目の購入にしてやっと当たりを引けました。日本では当然のことだと思いますが、こちらだと割れてないだけで嬉しい。今日の運勢は良いでしょう。また新しいチョコの味ですが、まあこれも悪くない。ほろ苦ではないので少し甘いですが、喉が焼けるほどではありません。また砕いたナッツ入りということで、その風味も楽しめます。これは十分ありですね。

 

そして洗濯の終了とともに乾燥機に全てをぶちこみ、大学へ向かいます。少し講演の文章の確認をしていたらお昼になったので、お昼ご飯を食べましょう。なお今日はスーパーは後にして、ゲストハウスから持って来たカップ麺と食パンを食べます。

 

今日のカップ麵はかなり自分の好みのテイストでした。ボリュームがあってパンともよく合う。なおカップには"KÄSE-SAHNE-SAUCE"とあります。調べたらチーズクリームソースということです。確かにこれならボリュームがあるのも納得ですね。

 

その後は板書を用いた講演練習に移ります。そして講演練習中に見知らぬドイツ人の方が入ってきました。おそらく前回の経験からすると、また空き教室を使いに来たのでしょう。しかし今回はしっかりと練習をしたかったので、頑張って英語で話しかけてみます。すると教室を予約していたわけではなく、どうやら何人かのグループで議論する集合場所をここにしていたようです。なんとかいろいろとやり取りをした結果、自分は別に机椅子を使いたいのではなく黒板で板書の練習をしたいだけなので、お互いに共有して場所を使うことにしました。自分は黒板を使いたいだけで、相手のグループは机椅子を使って議論したいだけなので、特に大きな目的の衝突は生じないはずです。

 

しかし意外とグループでの議論が盛んになってきたので、けっこう講演準備は難しかったです。普通に日本語でやる分にはいいんですが、英語での講演だと外の音が混じるとうまく文章が出てこない……なのでいったん文章は見ながらやることにしましょう。その後も講演練習を頑張りますが、なかなか講演時間が安定しないです。原稿を読みながらだと時間内に終わりますが、そうでないとやっぱり時間が過ぎてしまう。後は理想通りにできるようにひたすら文章を覚えるしかないですね。

 

さて17:00過ぎくらいにはもうお腹が空いてしまいました。とりあえずスーパーに行きましょう。今日はこんな感じです。

9回目の戦利品

今日の晩ご飯はバゲットサンドにすることにしました。そしてトルティーヤですが、これも今日見たら他の種類があったので、迷わず購入。晩ご飯が少し早いと夜にまたお腹が空くかもしれませんし、少し多めに買っておいても大丈夫でしょう。それからまた新しい食パンとカップ麺です。食パンはこれまでとはまた別の種類になります。

 

なお18:00くらいにぞろぞろと中国人の方が来ました。どうやら皆さんもパーダーボルン大学へのゲストらしいです。これまでに全員で4人。別に大学が同じというわけでもなさそうですが、中国人ゲストがいっぱいでびっくりしています。また今日一緒に夕食をどうかと誘われました。幸いまださっき買ったものは食べていなかったので了承しましたが、どうやら行きたかった日本食のお店の予約ができなかったらしいです。ということで結局それは後日ということになり4人は帰っていきました。しかし予約が必要になるようなところなのか、その日本食のお店は。すごい高級店だったらどうしよう……

 

そして1人になってから大学のゲストオフィスでご飯を食べます。バゲットサンドはやはりおいしいです。今日はそのままトルティーヤも食べてしまいました。なお開けたのは写真の左の方。これは"TERIYAKI"と書いてあります。ほほう、どんなものか試してみましょう。さて食べた感想ですが、これは照り焼きではなくないか?という感じでした。こないだの照り焼き味の"soba"もでしたけど、どうもここでの照り焼き味は違う気がする。とはいえ別にまずいわけではないです。普通においしいのでリピートあり。

 

でもやっぱり照り焼きではない。まあそうは言っても日本で外国風のやつを食べてもきっと現地の人は「これは違う!」ってなると思うので、そんなもんですよね。思うに照り焼きにならない理由として、甘さが足りないのではないかというのがあります。今までここに来てから食べるものは全て味付けが濃く、その多くはしょっぱいという意味での味付けの濃さです。あまり砂糖を使ったタイプの料理はないのではないかというような気がします。まあ自分の気のせいかもしれませんが。

 

さて19:00くらいにゲストハウスに帰りますが、おや、なんと乾燥が終わっていない。というかどうも乾燥機が一時停止されている。しかも開けてみるとまだ湿っている。なのでだいぶ前に一時停止されてしまっているようでした。ちゃんとここを出る前には乾燥機が動いているのを見ていたはずなので、どうしたのか。乾燥機そのもののトラブルなら仕方ないですが、人的な要因だと少し嫌ですね。うーん困った。まあしょうがないので再び乾燥機を動かします。これだと終わりは何時になってしまうのだろう。

 

また、やはり困ったことに帰宅後もWi-Fiは使えないままでした。しょうがないのでどうしてもゲストハウス内で必要な場合は自前のWi-Fiルーターを使うしかありません。このルーターも通信料に制限がありますので(今から課金して通信料を増やすことは可能)、あまり贅沢に通信ができなくなってしまいました。

 

まあそうこうしているうちにも時間は過ぎていってしまうので、メール返信を済ませてから再び乾燥機をチェックしにいきます。するとなんとまた止まっている。おいおい。再びスイッチを押して待ってみます。今度は自室に戻らずにずっと乾燥機前で待機。いったいに何が起こっているのか調査です。そして待機を続けると、なんと乾燥機から水があふれてきました。うむ、どうやら原因が分かった気がする。いったん乾燥機を止めてみてから水があふれてくる部分を調べてみます。水があふれてくる隙間は乾燥機の取り外し可能な部分との隙間です。その取り外し可能な部分を開けると中のボトルに大量の水が入っていました。なるほど、とりあえず中の水を空にしてから再びスイッチオン。たぶんもう大丈夫です。

 

そして自室に戻ってからさらに調査をします。まあ確かに乾燥機で乾燥させたら本来洗濯物が持っている水分はどこへ行くのかという疑問がわきますね。乾燥機の仕組みを調べると、どうやらいろいろあるっぽい。より詳しく調べるためにはやはり型番調査です。これは以前洗濯機、乾燥機と格闘した際にやったことです。調べると、そこには「ヒートポンプ式」とありました。そしてヒートポンプ式の乾燥機は、やはり乾燥させた洗濯物が持っている水分を排出するというものでした。つまりあのボトルに入っていた水分は洗濯物から吸い取った水分ということです。なるほど。

 

いやあ洗濯機や乾燥機と格闘した後には、2回目以降は慣れたもんですとか言っていたわけですが、実際は何も理解していませんでしたね。3歩進んで2歩下がるとはこういうことですか。そしてハッと気づいてこの張り紙を読みます。

洗濯機、乾燥機の場所に貼ってある注意書き

この注意書きの"Bitte nach jeder Benutzung des Wäschetrockners Flusensieb reinigen und Wasserbehälter leeren."を翻訳すると、「洗濯乾燥機の使用後は、毎回糸くずフィルターを掃除して水入れボトルを空にしてください。」ということです。なるほどね?なお"Bitte"と"jeder"は英語の"please"および"every"と同じ働きをしており、"nach"が後、"Benutzung"が使用、"leer"が空という意味です。

 

いや張り紙あったのかよと思うかもしれませんが、もちろん洗濯機、乾燥機と格闘した際には一度この張り紙のチェックはしていました。しかしまあ手打ちで長くて複雑なドイツ語を翻訳するのは大変なので、あまりしっかりと記録をしていなかったわけです。ではなぜハッと気づいたかというと、その時にGoogle翻訳のカメラ機能を使っていたからです。Google翻訳のカメラ機能は、その場にある文字をリアルタイムで翻訳してくれる機能があります。こういう機能はまさにいちいち翻訳したくないものをパッと理解するのに最適です。もちろん翻訳の質があまり高いというわけではないのですが、瞬時に翻訳できる機能がとても便利なわけです。

 

ですので独力で洗濯機や乾燥機周りの調査をしていたときに一度この張り紙も翻訳していました。しかし当時はこの注意書きの意味が全く理解できていませんでした。初めはとにかく洗濯機を使いたかっただけですから、翻訳しても全然関係ないなと思って無視してしまっていたわけです。しかも結局洗濯機や乾燥機に書いてある文字は断片的であまり意味がないことが分かったので、最終的には翻訳には頼らず、完全に独力で判断してやってきたわけです。なのでこの注意書きに関してはすっかり忘れていました。それとGoogleのカメラ翻訳機能はバッテリーを極めて消費することをその時に実感したので、それ以降は使っていませんでした。

 

ひとつ言い訳をしておくと、「大事なことは英語でも書いておいてくれよ!」ということです。トイレには「トイレットペーパー以外は流すなよ!」という文面がドイツ語と英語の両方で書いてあります。だったらこれも英語でも書いておいてくれれば良かったのに……

 

まあとにかくそういうことで水を捨てるという判断が正解でした。なのでもう乾燥機はうまく動くでしょう。いやしかし乾燥が終了する時間だけが心配です。その後はシャワーを浴びて簡単な講演練習をします。もう間もなく研究集会は始まりますが、安全のために板書量は減らすことにしました。

 

そして結局日をまたぐ前に乾燥は終わらず……というか23:30くらいに乾燥機を見に行ったらまた止まっていたんですよね。まあでもさすがに時間が遅いのでこれは人的要因だったとしても文句は言えないです。夜遅いのにゴウンゴウンと鳴っていたら近くの部屋の人は嫌でしょうし。とはいえでも以前の平日末はいろんな部屋の人が騒いでいてこの時間帯でも騒がしかったような……そう考えると少し理不尽な気もします。うーん。というか今日はWi-Fiが繋がらずに乾燥も失敗して踏んだり蹴ったりな日ですね。おかしいな、今日はチョコレートが割れていなくて良い運勢だったはずでは……?

 

しょうがないので乾燥機はいったん消して、袋に全部の洗濯物を詰めて自室に戻ります。これで一晩過ごして翌日の朝に再び乾燥機にかけるしかない。しかしまあ既に一度乾燥機が止まっていて、なおかつ乾燥は失敗して一晩置いておくわけですから、けっこう不安です。寝る前にはいろいろと調べてみました。どうも洗濯物をそのまま放置してしまった場合は1~2時間くらいなら干しても大丈夫だが、それ以降は再洗濯が吉とのこと。それだと再洗濯がベターな選択肢ですが(オヤジギャグ)、まあでも手間がかかるし直接再乾燥ですかね。とりあえずチャレンジしてみて明日に様子見です。最悪失敗してもハノーファーへ出発するのは12日(日)の午後なので、まだなんとかできるチャンスはあります。

 

そういうわけで、今日はもう寝ます。おやすみなさい。